simon’s diary

思うがままに書き綴る。。。

ブログは匿名で運営したほうがよいか、それとも本名を公開するか。

僕はこのブログを始めようと決めた時は、完全に個人を特定できる形で運営しようとしていました。でも、色々考えた時にちょっとリスクが高すぎるんじゃないかなーと思って、今はどうしようか決めかねています匿名で運営することに決めました。

三つのポイントから匿名に運営するかどうか考えてみました。

ブログのコンテンツ

ブログのコンテンツによって、匿名で運営しなければならないか、本人情報を出せるか変わってきます。

仮にあなたのコンテンツがお役立ち情報のみの場合、本人情報を公開することにリスクはないでしょう。何故なら、お役立ち情報によって、損をする人や、嫌な気持ちをする人がいないからです。
厳密にいうとお役立ち情報のみを発信していても完全にリスクは0ではないでしょう。
もしかしたら、あなたが発信した情報がどこかの企業の重要な情報であって、損害賠償などを請求されるケースも考えられなくはないですよね。でも、こんなケースはほとんどないし、幸せな人が増えれば増えるほど、あなたのブランディングに繋がり、ブログ経由で仕事が入ってくるようになるかもしれない。

例えば、最近エンジニアの方でよく技術ブログを運営している人がいますそこで記事のレベルからエンジニアの手腕が買われ、ヘッドハントに合ったというケースはよく聞きます。
それに、私も転職活動した経験があるのでよくわかるのですが、面接の際にブログをやっていないかと聞かれることが多々ありました。面接の不合格理由として、時間内にその人の人となりがわからなかったということがあります。企業はリスクを減らすために少しでも候補者の情報が欲しいのです。そこでもしブログを通じて、候補者の情報を知ってもらうことができれば、面接での合格確率も上がるでしょう。
※これはWEB関連企業の面接に偏った話かもしれませんが。。。

しかし、自分の信念や考えを発信するブログだとすれば、発信することに対してリスクは高まります。何故なら、考え方には合うもの、合わないものが人によって異なるからです。
仮に誰かの意見に沿わないコンテンツを発信して、ブログは炎上した場合、会社のイメージ低下につながる可能性が大いにあります。実際に、ブログだけでなく、SNSの利用に失敗して、会社のイメージ低下に繋がったという話はよく聞く話です。

ブログの内容を吟味して、匿名で運営するか本人情報をオープンにするか考える必要があるでしょう。

社会的な立ち位置

この話は現在あなたがサラリーマンをしているか、独立しているかということで匿名にしなければならないかオープンにできるかという話です。
独立をしている、又は会社の運営に携わっている場合は人材採用のために会社の理念や風土を発信していくということはよく行われています。仮に自社ブログ・社長ブログなどで発信した内容に合わない人がいても、自社に合わない人材として、応募しないだけなので、意見が合わない人がいてもリスクとはならず、むしろ効率的な採用活動に繋がることでしょう。
さらに、ブログで情報を発信することは会社の信頼度を高めるということにもなり、執筆・講演・インタビューの依頼等がくるかもしれませんよね。
ということで、独立している人にとってはデメリットはあまりなく、大いに発信していくべきでしょう。

しかし、サラリーマン(特に大手企業に属している人)の場合、リスクは少々高いでしょう。変な記事を書いて、会社に見つかって、首になったという話も聞いたことがあります。ブログの内容を精査する必要があると思います。

ブログ運営の目的

サラリーマンでブログの発信理由がお金を稼ぐためだとすると、まず匿名で運営するしかないでしょう。
※副業OKな会社の場合、匿名で運営する必要はないが、まだまだ副業がOKな会社は多く多くはなく、少数派になるでしょう。

現職の会社は副業OKなのですが、それでも考えものです。