simon’s diary

思うがままに書き綴る。。。

力を分散してあれこれやりすぎ病にならないようにしよう

新卒でモチベーションが高く、ITベンチャー企業に入った人は「俺がこの会社を大っきくしてやるぞ!」と意気込んでることでしょう。僕もそんな社員の一人だったし、そういう人は大好きです。
ちょっと偉そうで、尖っているぐらいの人を押さえつけるんではなくて、そのモチベーションを良い方向に利用して、どんどん失敗することのできる土壌を作ってあげるのが、ベンチャー企業の一つの役割ではないのかなーって思っています。

話がちょっと逸れました。
そんなモチベーションの高い子を2年目になって教育していて思ったことが、
「実際にキャリアを考えてあげること」の重要性です。

どういう方向に今後進みたいか、一緒に考える。
そして、身につけたほうが良いスキルを提示して、業務の内容を考える。そうすることで日々の業務に迷いなく精一杯力を出し切れると思うんです。

自発的に行動できる子はとにかくなんでもチャレンジしたがります。
そこでキャリアを一緒に考えるというプロセスを踏まないと、結果として、たくさんのことにチャレンジし、どれも中途半端な結果に終わって大したスキルも身に付かず、負癖だけがついて、チャレンジすることを諦めてしまう。
または、転職をして、会社を辞めてしまう。

そこまでのレベルの子だったといえばそうなんですが、そうなった結果は上司がしっかり助言できなかった、キャリアを考えてこなかったことも一因だと思うんですよね。

私の前職の会社では、キャリアについては自分の頭で考えていくしかなかったので、本当に何も見えていない新卒の子が入ったら、途方に暮れて、動きたいけど、何をやったらいいかわからない。またはあれもこれもやりすぎて、特に成果も出せず、空振りしているような状態でした。

もちろん何も手をかけず、うまく成長する子、チャレンジして成功する子もいるとは思いますが、そんな逸材はITベンチャーという名の中小企業には入ってくる確率は限りなく0に近いです。

やりたいことをチャレンジできる環境作れて、キャリアを新卒の子の視点で考えてあげられるような人間になりたいと思いました。